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ドラゴン桜2が面白くない理由は?違和感アリで評判悪い?

16年前に大ヒットしたドラマ「ドラゴン桜」が「日曜劇場 ドラゴン桜」として帰ってきました。

前作が社会現象となるほどの人気作だっただけに、大きな期待がされていましたが、1回目の放送後の感想が「面白くない」「つまらない」と評判がかなり悪いようです。

どうして「日曜劇場 ドラゴン桜」(ドラゴン桜2)が面白くないといわれるのかその理由を考察しました。

ドラゴン桜2が面白くない理由は?違和感アリで評判悪い?

ドラゴン桜2が面白くない!と言われる理由をまとめました。

「半沢直樹」臭がハンパない!

よく見かけるのが「半沢直樹みたい」といった意見です。

まず登場する役者さんからして「半沢直樹」を思い出させる面々がずらり!

そして、映し出される画面から受ける印象も「半沢直樹」っぽいです。

それもそのはず、製作している演出家が前回と今回では違っています

顔面アップはこのドラマのチーフ演出家を務める福澤克雄氏(57)の特徴的な構図だ。福澤氏がやはりチーフ演出家だった「半沢直樹」も顔面アップが多かったのは記憶だろう。

出典:Yahoo!ニュース

演出家の個性が色濃く反映された結果だといえそうですね。

登場人物の大人たちの事情が絡みすぎ!

これも「半沢直樹」臭とかかわりがありそうですが、メインの話に周りの事情が絡みすぎ

とにかく敵がたくさん登場します。

あきらかに敵と思われる江口のりこ演じる理事長他の複数人物、味方のようでいて味方なのか敵なのか今のところわからない林遣都演じる坂本智之など。

そして主人公の桜木先生にも、迷いなく「東大へ行け」と言えない過去の出来事が暗い影を落としています。

前回のように、青臭く突っ走る桜木先生と生徒たちのおかしくも心に響く作風を期待していた方が多いだけにどうもこういったあたりが受け入れられない、と思われるのではないでしょうか。

登場人物の生徒たちの背景が重すぎる!

16年前の「ドラゴン桜」は単純明快に「落ちこぼれの高校聖が東大を目指す」といったストーリーでした。

ビジュアルもチャラチャラしていて軽かったですね。

「バカとブスこそ東大へ行け!」と罵られながらも、がむしゃらに根性を見せる生徒たちが痛快で魅力的でした。

まだ1回目が放送されただけですが、突き抜けるような爽快感が生徒たちに感じられず、それぞれ抱えている背景がかなり重い印象があります。

桜木先生のかつての教え子で、東大受験に失敗した佐野優斗演じる米山圭太が桜木先生の前で自殺未遂を図るシーンは衝撃的過ぎます。

他にも体に故障を抱え、万引きの現場を桜木先生に見られた平手友梨奈演じる岩崎楓、成績優秀なのに進学する気ゼロ志田彩良演じる小杉麻里、成績トップで他の生徒を見下してる鈴鹿央士演じる藤井遼など、全員なにかしら訳がありそうです

現代の風潮を取り入れようという意図があるように感じられますが、前作の単純明快さを期待している視聴者には「なんか違う!」と思われているようです。

視聴者ターゲットが前回と違う

前回のドラゴン桜は、今の社会が嫌いなら、東大に行って変える側に行けといった主張がありましたが、初回から桜木先生から「東大に行くな」というセリフがでるあたりが明らかに違っています。

TBSテレビの番組表日曜劇場 ドラゴン桜の番組紹介を読んでみると…

落ちこぼれの生徒たちが東大を目指す、といったテーマのほかに、生徒たちが抱える現代ならではの悩み、大人から見た子育ての悩み、会社での扱いづらい今どきの若者へのうっ憤をスカッとさせたい」といった狙いが書かれています。

前回を期待して番組を見ている人には、今回新たに追加された見どころはかえって余計なものに感じられるのではないでしょうか。

ドラゴン桜2が面白くない理由は?違和感アリで評判悪い?まとめ

ドラゴン桜2が面白くないといわれる理由をまとめました。

まず製作する演出家が変わっていること、「半沢直樹」作品の演出家だった方なので、その作風が色濃く出ていることがまず挙げられます。

作風もいろんな世代の人に向けて作られているので、前回のようにテーマが明快なドラマを期待した方には「コレジャナイ感」を生み出したのではないでしょうか。

ただ、今回のドラゴン桜2も面白い、と思っている方もいます。

今後、生徒たちの登場で新たな展開が放送されると見方も変わってくるかもしれませんね。

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ぷう
関西在住のエンタメ好きで世間の出来事に 興味津々。 気になる話題や人物について「気になる!」とチェックをするのが日課です。