2019年から常田大希さん率いるミレニアムパレード(ミレパ)が本格始動を始めました。
キングヌーの井口さんはミレパのメンバーではないのですが、ミレニアムパレードの楽曲、映画「ヤクザと家族 The Family」の主題歌である「FAMILIA」を歌っています。
井口さんが歌っている姿を見、アーティスト名「ミレニアムパレード」と書いてあるのを見て「?」と思った方も多いのではないかと思います。
ここではミレニアムパレードのメンバーや、メンバーでない井口さんがミレパの曲を歌っている理由についてまとめました。
目次
井口はミレニアムパレードのメンバーではない?

キングヌーのブレインである常田大希さんが務めるミレパには多彩な顔ぶれのメンバーが集まっています。
そもそもミレニアムパレードとはどんなものなのでしょう。
ミレニアムパレードとは?
ミレパはDaiki Tsuneta Millennium Parade(DTMP)とするを前身常田大希さんのソロプロジェクトです。
これまた常田大希さん率いるクリエイティブチームPERIMETRONと共に、様々なアーティストやクリエイターがその時々に参加し、発信する音楽プロジェクトです。
PPERIMETRONとはミレニアル世代のアーティストMVをはじめ、ファッションブランドのコレクションムービーからプロダクト、ジャケットのデザイン、音楽制作と多彩なクリエイションを手がけているチーム
ミレニアムパレードの音楽の特徴としては「世界から見た東京の音」をテーマに「J-POP的なメロディーの良さ」を排したバンドといえます。
歌詞はすべて英語です。
一方、キングヌーのコンセプトは幅広いジャンルを取り入れつつも、親しみやすいメロディーや日本語による歌詞を重視しており、「J-POPをやる」ということなので、ある意味反対の意味合いを持ちます。
ミレニアムパレードのメンバーは?
🎉アルバム発売まであと2日🎉
今回はKing Gnuのミュージックビデオからアートワークまでを手掛けるクリエイティブチーム
“PERIMETRON”
からコアメンバーである4人のコメントが到着!!
※ちなみにかなり酔っ払っています😊https://t.co/W299lSyk8M pic.twitter.com/l09nq5gq5B— King Gnu (@KingGnu_JP) October 23, 2017
ミレニアムパレードのメンバーとは、クリエイティブチームPERIMETRONとその時々の楽曲ごとに参加するミュージシャンで構成され、固定されたメンバーと言うわけではありません。
PERIMETRONのメンバー
- 常田大希(リーダー、作曲、ボーカル)
- 佐々木集(プロデューサー)
- OSRIN(映像作家)
- 森洸大 (デザイン)
- 神戸雄平 (デジタルアーティスト、3DCGアニメーター)
- 西岡将太郎(プロデューサー)
- 荒居誠(デザイナー)
- MARGT(ArataとIsamuからなるグラフィック、映像のユニット)
- 吉田健人(プロデューサー)
- 井本翔(アシスタント)
ミレニアムパレード参加メンバー
- ermhoi(エルムホイ)…作詞、ヴォーカル
- 石若駿 …ドラム、シンセベース
- 江崎文武…ピアノ、鍵盤楽器
- MELRAW(安藤康平)…サックス
- 新井和輝 …ベース
- 勢喜遊…ドラム
そのほかにもChara、常田俊太郎(常田大希の兄)、HIMI、森洸大、長塚健斗と言った面々も参加した経験があります。
ミレニアムパレードとキングヌーの違いって?
ミレニアムパレードの楽曲を井口理が歌うことで「違いがよくわからない…」となってしまうのですが、その点について常田大希はこう語っています。
いわゆる4人組のロックバンドでしか出せないKing Gnuのクリエイションと、作品ごとにチームを組織するミレパのクリエイションは、やはり全然違います。ミレパはある程度ベーシックのメンバーは決まっていますが、作品ごとに関わり方が変わりますし、たとえばMVに俺たちが演者として出ることもありません。
今回は(井口)理も参加したんで、King Gnuと重なる部分が見えやすいけれど、ミレパは、その音楽が求める姿というか、いちばん輝くかたちを目指していくってのが特徴かな。
もちろん、どっちも曲を作ってるのは自分だから、King Gnuとミレパがちょっと交差する時もありますが。
また、こうも語っています。
King Gnuメンバーも全員が参加している『FAMILIA』が、King Gnuと何が違うの、とおっしゃる方もいるかもしれないけれど、やっぱり精神的にもmillennium paradeという名義でなければ絶対に作れなかった曲なんです。
キングヌーは4人でしか出せない色であり、おそらく4人のキャラクターも含めてキングヌーであり、ミレパは関わる人間も、作品も流動的でその時々の作品に一番の重きを置いているという事でしょうか。
井口がミレニアムパレードの楽曲を歌っている理由は?
【証言 #常田大希】主題歌について
観終わった後に涙が止まらなくなった。まさか自分の作った曲に泣かされる日が来るとは思ってもみなかった。
こんなに皆に観て欲しいと思える作品に参加できて本当に幸せです。#millenniumparade#デビューアルバム#リリースまであと1日@mllnnmprd#ヤクザと家族 pic.twitter.com/rbUFtomHvu— 映画『ヤクザと家族 The Family』【公式】 (@yakuzatokazokuF) February 9, 2021
今までミレニアムパレードに参加していなかった井口さんがボーカルを務めることになった理由とは何なのでしょう。
井口がミレニアムパレードに参加していなかった理由
ミレニアムパレードには主催する常田大希さんはもちろん、キングヌーのメンバーである新井和輝さん、勢喜遊さんも参加しています。
なぜ井口理さんだけ参加していないのでしょう。
もちろん、常田大希さんは井口さんをミレパに誘ってはいたようです。
ですが井口さんのほうから
「それではKingGnuと何も変わらない」という理由で加入しませんでした。
ミレパの音楽が気に入らないわけではないのです。
テレビでミレニアムパレードの出演にもこのツイート。
きゅんですね pic.twitter.com/wKIT6z7uRH
— 井口理 (@Satoru_191) February 19, 2021
むしろ大好きのようです。
ミレニアムパレードの始動を記念するパーティに参加した時の様子をこう語っています。
終わった後に『やったね! 素晴らしかったよ』って(常田に)言って。こんなのを同世代で作っているやつが仲間にいるって、すごい幸せだなと思ったら気持ちよくなっちゃって。
もしかしたら、純粋にミレパの作品を外から見ていたい、と思っていたからかもしれませんね。
「FAMILIA」で井口がミレパに参加した理由は?
いままでミレニアムパレードの作詞はermhoi(エルムホイ)さんが行っており、すべて英語でした。
今回、映画の主題歌としての「FAMILIA」の作詞は常田大希さんで、日本語で書かれています。
常田大希さんは、当然のように「この曲を歌うのは井口理しかない」と思ったのですね。
常田は「FAMILIA」のボーカリスト選びについて「俺が日本語の曲を作詞作曲した時に呼ぶのはそりゃサトルだろという事で、サトちゃんミレパ初参加でお送りします」と語り
ボーカリストとして全幅の信頼を寄せているわけですね。
その実際の歌声がこちら。
さすがの歌声ですね。
FAMILIAの歌録りの日のツイート。
サトルのレコーディング見てたら良すぎて泣けたんだよなあ。
試写会でみんなで映画見て喫煙所でサトルに会ったら、「遊がRECで泣いたって言ってたのわかったわ」って言ってきて、「よかった?」って聞いたら、「めちゃくちゃ歌よかった」って言ってた。 https://t.co/FjF9nOFmey— 勢喜 遊 (@hiibaasanJBppoi) January 21, 2021
この歌声にはキングヌーのメンバーである勢喜遊さんも感無量の様子です。
常田さんが井口さんに歌ってほしかったというのもわかる気がしますね。
井口はミレニアムパレードのメンバーではない?ミレパ参加の理由は?
✖︎ MUSIC STATION
ㅤ
来週のMUSIC STATIONに
millennium paradeが初登場です
色んな意味でどーなることやら…..@mllnnmprd
ㅤhttps://t.co/j5l8Ep86Tl pic.twitter.com/UMAVd2qhlX— 常田大希 – Daiki Tsuneta (@DaikiTsuneta) February 12, 2021
キングヌーの井口理さんはミレニアムパレードのメンバーと言うわけではありませんが、今回ゲストボーカルとして参加しています。
映画「ヤクザと家族 The Family」の主題歌であるミレニアムパレードの楽曲、「FAMILIA」は常田大希さんが作詞作曲をしました。
常田大希としては、それを歌うにあたっては「井口理」だという単純明快、シンプルな理由でした。
今後もミレパに井口さんの参加があるのかもしれませんね。

