朝ドラ「エール」で作曲家・ 木枯正人を演じている野田洋次郎。
バンド「RADWIMPS」のボーカル兼ギターで映画「君の名は。」の主題歌「前前前世」でミュージックシーンでは確固たる地位を得ていますね。
では演技のほうはどうなのでしょうか?「うまい」や「下手」とどちらの意見もありますが、過去の出演作品も含め、評価を見ていきたいと思います。
目次
野田洋次郎の朝ドラでの演技は下手?

野田洋次郎の演じる役は国民的作曲家の古賀政男がモデルとなっています。
本業がミュージシャンなだけに、ギター片手に登場する役はうってつけにも思えるのですが、ネットニュースでは「下手」というニュアンスの記事もあります。
朝ドラ「エール」の演技が下手という意見
ただ野田の演技には、視聴者からは「少しだけの出演でも、演技が上手いか下手かすぐわかるものですね。本業で活躍して欲しいです」「ミュージシャンとしては嫌いではないが俳優活動は止めといたほうが良いかも」「野田さんの音楽は素晴らしいけど、役者はやめたほうがいいかな」と、厳しい声も上がってしまった。
また、裕一の同期の作曲家として出演している、野田が演じる木枯正人にも困惑の声が集まっている。
「木枯は国民的作曲家・古賀政男をモデルとし、福岡出身という設定ですが、まったく訛りがなく、それどころか話す言葉は基本的に現代風。今話では、『話、作ってない?』『妄想か』など平成以降と思われる喋り方を多用していました。
野田洋次郎の演じる「木枯正人」にはモデルがいます。
朝ドラファンの中には目が肥えている人もたくさんいるので、その方たちから見れば、役作りに関して厳しく評価されているように思えます。
木枯さんナイスタイミング👍✨#朝ドラ #エール #古田新太 #窪田正孝 #野田洋次郎 #RADWIMPS pic.twitter.com/WQRCvanaXn
— 葉月めい (@_may_august_) May 17, 2020
表情や声の抑揚が乏しく、隣に芸達者な窪田正孝がいるものだから、そういった点が余計に目立ってしまっているのかもしれない、という意見もありました。
こがらしさんって素の野田洋次郎じゃない…?演技する必要ないね笑笑
#エール— あやのん (@Ayano7dramaa) May 10, 2020
役の設定が作曲家だけに、特に役作りをせずともそのままでも大丈夫?!
朝ドラ「エール」の演技が自然でうまいとの意見
そうした意見の一方で、「朝ドラの演技がうまい」や「自然な演技」という好意的な意見もツイッター上で多くみられます。
藤堂先生役の森山直太朗さんといい、木枯くん役の野田洋次郎さんも、ミュージシャンの方々の演技がごく自然で「本当にそこに居る人」のようだ #朝ドラエール
— ぬえ (@yosinotennin) May 11, 2020
野田洋次郎さんが朝ドラ出るのって不思議だけど、なんか割と演技がしっくりくるのは何故なんだろう。優れたヴォーカリストは演技が上手いんだなぁ。
— 超生きるさいとうさん♣️3@超節酒 (@kanata_t) May 5, 2020
大体いつも「あんなにうるさくしなくても良いのに」って思って観てる朝ドラエール、多分演出の方針なんだろうけど、全体的に芝居掛かった演技の中、野田洋次郎はナチュラルで非常に良い演技してるのよね。
ちょっと昭和の匂いが薄いかもだけど。— な つ (@365natsuyasumi) May 13, 2020
野田洋次郎の演技を「うまい」という方は、自然で違和感がなく、普通にいそうな感じを評価しているように感じます。
いかにも演技!という力みや大げさ感がなく、サラッとした感じがいいのでしょうね。
野田洋次郎の過去出演作の評価は?
野田洋次郎は過去に映画やテレビドラマで主演を務めたこともあります。
それらの演技はどうだったのでしょうか?
野田洋次郎は日本アカデミー賞新人賞を受賞していた
野田洋次郎は2015年映画「トイレのピエタ」で主人公・宏を演じ、第39回日本アカデミー賞で新人賞、第70回毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞を受賞しています。
余命3カ月を宣告された画家の夢に敗れた青年・宏は、女子高生・真衣(杉咲花)に出会い、その強さにひかれていく。死への恐怖のなか、人生最後の夏に、生きる喜びや希望を見出していく。
俳優として高評価を受けていますね。
映画を実際に見た方の感想はどうでしょうか。
トイレのピエタを今更見たんですがメッセージ性が強いなぁと。命や生きることの意味、親の存在。深く考えさせる切ない作品。プールでのシーンが印象的でした。俳優としての野田洋次郎が評価された意味がよくわかった気がする。
あとなんと言っても洋次郎の変顔とおしりをゲットできたことが最高です🤗 pic.twitter.com/mzEcCcT9U7— 七転び八起き (@atya_wimper) December 20, 2016
この前トイレのピエタ見たんだけど、野田洋次郎の演技が想像を遥かに超えて良かったので見て損はなかった、内容というよりはラストシーンとエンディングの曲がよかった
— minami / beilin (@hkrn1116) June 16, 2015
トイレのピエタ、好きなタイプの映画でなんか良かった。野田洋次郎のハマり役具合が凄かったし、演技が下手なんじゃなくて無理に飾ってない感じに惹きつけられた。ラッドの新曲で主題歌でもあるピクニックを最後に流すための長い長いMVみたいで、エンドロールで泣いちゃった。いい曲すぎる。
— じんおす@フィジーカーの卵🥚 (@r1det1des) July 22, 2015
@il トイレのピエタ 野田洋次郎さん
新人俳優賞おめでとうございます。
胃癌を宣告された主人公 宏の、生と死と愛について、初演技だとは感じさせない迫真の演技でした。これからもアーティストとしてはもちろん俳優としての野田洋次郎さんも応援しています。#日本アカデミー賞応援ツイート— いけふじこ (@sep10ber3) March 4, 2016
新人俳優賞に輝くくらいの素晴らしい演技だったと感じている方の意見が割と多くありました。
「100万円の女たち」ではドラマ初主演も
2017年にはテレビ東京で「100万円の女たち」でドラマ初出演ながら初主演を飾りました。
このドラマで野田洋次郎が演じるのは「売れない小説家」。
そんな男に毎月100万円を払う5人の女性が登場するミステリーです。
野田洋次郎主演「100万円の女たち」福島リラ、松井玲奈、我妻三輪子ら出演 https://t.co/fuNrBiH6dN pic.twitter.com/DSIpZXSPHy
— コミックナタリー (@comic_natalie) March 18, 2017
漫画が原作なのですが、イラストとなんだか雰囲気が似てますね。
売れない小説家ということで、パッとしない印象です。
暗い過去をもち、性格も暗めなおとなしい感じの役です。
普段の野田洋次郎もどちらかといえば落ち着いた印象ですので、見ている方もすんなり受け入れられたのではないでしょうか。
「100万円の女たち」一気見してしまった。野田洋次郎、演技バリ上手い。
— YHY* (@Til_yohey) April 22, 2020
ドラマ「100万円の女たち」おもしろい。RADWIMPSの野田洋次郎さん演技上手で普通に俳優さんなのかおもた。
— テスタ (@tesuta001) May 13, 2017
いやーRADWIMPSの野田洋次郎さん演技うまいやん。
テレビドラマのイケメン大根俳優なんかよりマジでうまい。
歌手が本業とは思えん。#ネトフリ #100万円の女たち pic.twitter.com/ao3sDY24eC
— なぁさん|ストレッチトレーナー (@nst_nakata) December 24, 2017
ここでも演技がうまい!という意見が見られます。
映画「トイレのピエタ」とドラマ「100万円の女たち」について見てきましたが、どちらも割と高評価でした。
どちらとも派手な演技ではなく、感情をやや抑え気味のどちらかというと静かなタイプの役です。
そういった役のほうが野田洋次郎にとっては会うのかもしれませんね。
野田洋次郎は演技が下手?うまい?まとめ

野田洋次郎の演技についてみてきました。
朝ドラ「エール」では自然な感じの演技が良い、という意見も目立ちますが、一方では演技が下手、大根という意見も見られました。
わかりやすく伝えることに重点を置く演技については、少々物足りなく映るのかもしれませんね。
また、推測ですが、朝ドラファンは演技については目が肥えているので、厳しい評価になるのではないでしょうか。
先に挙げた映画とドラマの役については、役柄自体が大声を出したり、派手なアクションがあまりないものでした。
そのため、落ち着いた印象のある野田洋次郎が演じて違和感がなく、役があっていたのでは?と私見ながら感じました。
次に演技をするときはどんな役になるのでしょうか。
それによってもまた違った一面を見せてくれるのを期待します。