テレビ朝日のプロデューサーの通称「ナスD」こと友寄隆英さん。
かなりお偉いプロデューサーなのに、無人島ロケでの破天荒な行動に芸人なのかと思ってた!という方も多いのです。
そのナスD、そもそもどうしてそう呼ばれるようになったのでしょう?
その経緯や理由、元に戻った方法を調べてみました!
ナスDの名前の由来は?黒くなった理由は?
ナスDはそもそも真っ黒だったわけではありません。
ちゃんと理由があるのです。
2017年に放送された「陸海空地球制服するなんて」という番組の部族アースという企画「部族アース」の取材がきっかけです。
ペルーのアマゾン川の奥地にあるシピポ族の集落を訪れた時のことです。
ナスDが黒くなったのは現地のお母さんに「美容に良いのよ」って言われて全身に塗りたくったらお母さんのジョークで本当は肌が真っ黒になる果物ウィトだった
#無人島 pic.twitter.com/ZSaY9zl9DJ— 詔之助(AoT)❄️ (@AoT_Show) December 29, 2017
このウィトの実、髪染めだけではなく、タトゥーにも使われる強力な染料なのです。
これを全身に塗ってしまったものだからさあ大変…!
同行していたガイドさんからは「絶対に落ちない!」といわれ、「どうやって生きていこう、今後」と最初はかなりへこんだ様子でしたね。
この時、黒というよりはなすびのような青黒い色になってしまったため、「ナスの色をしたディレクター」→通称「ナスD」と言われるようになったのです。
ナスDの現在の顔や姿はどうなっている?
なすび色になって途方に暮れるナスDでしたが、超ポシティブな性格で旅を続けます。
そしてなんと、肌の色を戻す方法に出会います!
別の部族を訪れた際に、そこで暮らす女性に「落とす方法がある」教えられたのです。
その方法とは…
「漂白剤を塗ってゴシゴシこする」というシンプルかつあやしいものでした。
いくら超ポジティブな性格とはいえ、何とかしたかったのですね。
「やる!絶対やる!」とさっそく実行。(通訳さんはさすがに止めましたが。)
ついにはこするだけでは飽き足らず、漂白剤の入った洗面器に顔をつけてしまう始末。
あんまりにも大胆な行動ですよね!
そしてついに!
やったはいいものの、これで落ちてなかったらどうしよう…と不安げなナスDですが、見事落ちました!
黒い染料を漂白剤で落とすのにかかった時間はなんと3時間!
ナスD顔黒じゃなくなってる!普通に戻ってる!
— ログアウト (@I56vPf) October 15, 2017
ナスDの顔が普通の色にもどってホッとした方も多かったようです。
さすがにお肌も荒れてしまったでしょうね…

そしてこちらは2020年3月に放送されたテレビ番組でのナスDです。
すっかり元に戻ってますね。
お肌の色が戻ったので、厳密にいうと現在は「元ナスD」という呼び方が正しそうです。
ナスDの破天荒エピソード
とにかくナスDの情熱はハンパではありません。
命かけてます、と思えるくらいです。
有名なナスDの破天荒エピソードをあげてみました!
- 睡眠が3日間で2時間しか取れない状態で取材を続けていた結果気絶してしまった
- アマゾンの部族にすら「化け物だ!」と言われる酒豪っぷり
- 無人島でたった一人で生活し、サメを捕獲し食べた
- 漂流物のいつのものかわからないペットボトル(中身は不明)の中身を飲み干したが、お腹も壊さず平気
- 巨大かたつむりを食べてしまった
- ヒマラヤの極寒(‐23℃)で顔を覆わずサングラスのみ
その破天荒ぶりは番組に出ている芸人を食ってしまうほど。
ただただ無茶をしているようにもみえますが、実は生き抜いていくうえでの雑学の知識も豊富なのですよ。
4月には「ナスDの大冒険TV」が始まります!
一時、引退説が流れただけにまたナスDに会えるとは嬉しい限りです!